一般カラーアトラス 第3章
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–28–3–1 呼吸器症例3異型細胞(集検判定区分C-D)材料:喀痰 年齢・性別:50歳代・男性 臨床経過:検診図1 Cellprep® Pap  x400図2 Cellprep® Pap  x1000図3 Cellprep® Pap  x1000図4 従来法 Pap  x400図5 従来法 Pap  x1000 細胞質はやや厚く、オレンジ好染の類円形細胞を認める。核はやや増大しているが、クロマチンの増量は著明でない。核内所見が明瞭なため、観察は容易である。 判定は集検判定区分C-Dとした。 異型細胞が少数であり、CかDか判定に苦慮することがある。C判定とすれば6か月以内の追加検査となり、D判定とすれば直ちに精密検査となる。癌の見落としを防ぐためにはD判定としたほうがよい。

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