一般カラーアトラス 第3章
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–29–3–1 呼吸器症例4扁平上皮癌材料:喀痰 年齢・性別:70歳代・男性 臨床経過:胸部異常陰影図1 Cellprep® Pap  x200図2 Cellprep® Pap  x400図4 従来法 Pap  x400図3 従来法 Pap  x200図5 CT画像 喀痰標本では背景に壊死を伴うことがあるが、Cellprep®法においても量的に少なくなるものの壊死所見を確認することが出来る。 細胞間結合は緩く、細胞は孤立散在性に出現し、多形性、多彩性に富む。単個で出現することもあり、個々の細胞所見は重要である。 N/C比、クロマチンの増量、細胞質の重厚性などを、仔細に観察することが重要である。

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